そんなふうにモヤモヤ、ふわふわとして過ごしてながら、中止5日後のこと。実行委員会から以下のようなお知らせが発表された。
TJAR2020は出場としてカウントされる、つまり自分は来年のTJAR2022は3回連続となるため出場できないということを意味していた。
ようやく胸の奥に何かつっかえていたものが取れたような気分。まずは自分の立ち位置をはっきりさせたかったんだなと気づいた。
TJAR2020は開催され、中止となった。そして自分は来年出れない。出れたとしても3年後以降。はっきりした。
無性に走りたくなった。すぐに出発する。いつものコースを走る。自宅から鎌倉方面、海沿いを走る気持ちのいいコース。この道、毎日、毎朝走ってた。TJARのために。そう思うと初めて少し涙が出そうになった。
山行った、筋トレした、自転車漕いだ、水泳した、病院いった、鍼灸いった、家族に迷惑かけた、色んな人に助けてもらった、いろいろやった。TJARのために。いろいろあった。TJARのおかげで。いろんな思いが頭の中を浮かんでは消え、浮かんでは消えていった。
ランニングした翌日マメは悪化していた。じゃ、自転車漕ぐかと自転車漕いだ。その翌日もまだマメの状態が良くない。じゃ、筋トレでもするかと筋トレしてみた。大会前と同じメニューはまだこなせそうにないが、足も気持ちも動き始めていた。
まだまだ、まだまだ、まだまだまだまだだな。
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