ビヨンド・リスク

なぜ山に登るのか?

山に登るって自分にとってどういうこと?

そんなことを考えるきっかけが欲しくて、手にとった本。 

(決して今からクライミング始めるわけじゃないです。やりたくなったけど。)

ビヨンド・リスク 世界のクライマー17人が語る冒険の思想 (ヤマケイ文庫)

ビヨンド・リスク 世界のクライマー17人が語る冒険の思想 (ヤマケイ文庫)

 

この本で紹介されている登山家、クライマーたちのインタビューの回答は素晴らしいものになっている。そりゃそうだ、たくさん登って、たくさん考えて、たくさん人にそれを伝えたんだから。

自分だって、好きなことくらい、持てる限りの言葉で、その気持ちを最大限に表現したいと常に思っている。が、思考する回数、時間、深さ、言葉、足りないものばかりだ。

 

本の中の言葉を1つ

”ヴァルテル・ボナッティ”「山は手段で、目的は人間だ。つまりは人間か向上するための手段であって、山の頂上に達するためではないという考えだ。」

自分にとっては、、、、山に限らず、新しいチャレンジすべてが手段で、楽しむこと、成長すること、結果として自分らしい生き方につながればなということが目的。

が、彼らのいうような冒険、時に命すら落としかねないようなリスクを含んだ冒険をしたことがあるだろうか?する必要があるだろうか?

それを行った時、行うと決めた時、行った後、どういった感情が自分に芽生え、どういった自分がそこにあるんだろうか。

いや、それはひょっとしたらTJARに参加した時の気持ちだったのかもしれない。死ぬかもしれない、できないかもしれない、失敗するのかもしれない、最初にそう思った時、自分はどうしただろうか?そして実際にやっている最中どうだっただろうか?その結果どうなっただろうか?

こういったことを考えながら、過去のクライマーたちの想いをもう一度紐解くため再読してもいいかな。

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