まあ1日だし、寝てなくても多少は飛ばしていけるだろうと思っていたら、全然そんなことはなく、登り始めから体が重い。重い。眠い。さらに天気が全然よくない。。。そう、なんかTJAR完走できたから余裕だろうとか思っちゃっていただけど、なんという傲慢。そう自分はただの山が好き人。一生懸命やらないと、CT60%も厳しいし安全登山もできませんよと。
編笠山の森林限界からは風がビュービュー吹き、その先の権現岳付近からは霧がだいぶ濃くなっていった。引き続き体は重い、寒い、つらい、眠い。それでも途中カフェインを飲み、効果が出てくると、強風上等、岩稜地帯も何か楽しい、霧でも雰囲気は悪くない、とテンションは高めで進めた。
そんな中、今回の初物。まさかの逆走。
キレット小屋の先で赤岳を目指している途中。道に迷った感覚もなく、しかも2人で進んでいたにも関わらず。やけに下りが続くなあと思っていたら、キレット小屋はこちらですの看板が見えて、あれ、ここさっき通ったところじゃん!って2人で本気驚き。いったいどこで間違えたのか、まったくわからなかった。
仕方ないので、また登り返し。同じ間違いだけは避けたいので途中先頭を入れ替わって進み無事赤岳へ。どうやら登りの途中で、右に進み登っていくところを、左に進んで下ってしまい、そのまま元の登山道に合流して下って行ってしまったらしい。。。初ルート、夜、霧、風も強いので進むことに夢中。などなどいろんな要素が重なって起きてしまったということで、、、この間は40分ほどのロス。
久しぶりに赤岳登頂するも、ガスガスで何も見えず、そのまま硫黄岳山荘まで。雨も降り始めているので、ここで撤収確定。体力は余っているので、サクサクっと走って美濃戸口まで。美濃戸口では同じく観音平から登っていた方と出会う。話しているとトルデジアン完走したことある人だった。まあ夜中からあのコースを進んでいく人って、やっぱそういう人のはずですよねと。。。(名前聞きそびれたな。。。)
以下記録
TIPS
・登山はやっぱり楽じゃない。久しぶりだと体に慣れが必要。
・悪天候だったので、今回も防寒着(finetrack ポリゴン2UL)の上は大活躍。
・わかっていたけど赤岳前後は岩稜登山。
・下山後、振り返ると晴れていたってのはほんとよくある話。
・TJARで紛失した装備はまた整えておくべし。手袋のインナーが軍手でやはり寒い。
・夜中に登山開始する人はやっぱ面白い人が多い。
八ヶ岳縦走
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