TJAR 2018 選考会振り返り その2

2日目:両俣小屋>仙丈岳>北沢峠>仙流荘

 

0時30分ごろ起床。ストックシェルターは通気性が良くないので一部入り口を開けておいたが、やはり息苦しく目が覚めた。そして寒がりな自分はシュラフとビビィを使ってるけど、それでも冷える。知り合いの人はビビィだけで寝てるとのこと、ほんとすごいな。

目が覚めて、時間に余裕があるので朝飯を食べて、コーヒーをのんびり飲んで撤収作業。真夜中からアルファ米フルで食べられるか不安だったけど、ここはやはり無理してでも食べて正解。これからたくさん動くわけですし。

 

1時45分には集合して、予定通り2時スタート。この前後、スタッフの人たちが騒がしそうだなーって思ってけど、裏ではTJAR選考会ごっこしている人(正式参加ではなく個人で同じコースを辿っている人)が低体温症で死にかけていたとか。まあ結構な雨だったし、それなりに体力を使っているのであり得る話だ。

 

スタート後、雨はやんでいたが、ぬかるんだ両俣からの登りは大変そうだなーと思っていたが、周りに引っ張られてどんどんと登る。昨日の低体温症未遂もありタイツを履いて出発してしまい、熱くて野呂乗越で早々に短パンへ着替え。やはりスタート直後に登りがある時は防寒はいらないね。基本中の基本だが、低体温症怖さでやってしまった。

仙丈へと向かう。2500m超えたあたりで、飛ばすと呼吸がしんどくなり活動量がぐっと弱くなるのを感じる。これは今後の課題だなーと思いながら、また降り出した雨に打たれながら進む。またもや寒い、、、

北沢峠まで一気に下る。関門時間は7時45分。CT65%では間に合わないので、それなりに急いでくだり、予定通り7時20分。

ここから最後は20kmのロード。ここは下り基調、短い登り区間が、5-6回かな?ある程度。が、まあそれなりに疲れてはいるのでそこまでスピードは出さず、予定通りkm7’00″を目安に進む。途中登りの区間をあまり想定していなかったので、戸台大橋で時間に間に合わなさそうと気づき最後は飛ばす。残念ながらゴールには予想タイムより3分遅れの9時43分。まあこれは誤差ともいえるけど、選考会では自分の予想タイムが関門だったらと想定されていたら、、、まあやるだけのことはやった。

いよいよ最後は筆記試験。5つの問題を30分で。こちらも基本といえば基本、が、登山での安全知識をしっかり学ぼうという意欲がないと答えられない問題ではあった。あまり深く考えても仕方ないので、シンプルな回答に努めて15分で完了。

 

これで終了!短い間ではあったけど、大変に内容の濃い選考会だった。(天気もTJAR選考会日和の雨だったし。) 選手の皆様の意気込み、体力(みんな速い速い)、自分がまだまだということを実感した。今すぐ参加しろと言われたら、具体的に何が足りていないか浮き彫りになった点もたくさんあった。

そしてここまでの準備の過程で、たくさん学び経験することができた。結果はわからないけど、大満足の気持ちで帰宅の途に着いた。

 

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