南アルプス縦走 黒戸尾根>甲斐駒ケ岳>仙丈岳>両俣小屋

本当は北アルプス縦走、早月尾根からTJARのコースをたどっていけるところまでいきたかったんだけど、三週間前からの左足裏の痛みが引いておらず変更。最悪1泊後に簡単に帰れること、季節が変わってきたので露営場所の標高がなるべく低くて寒くなさそう、という条件を加味して南アルプスに変更。

 

新宿を22:00に出発。JR長坂駅0:30到着。

近くのセブンイレブンで買い出しをして1時にスタート。登山口までは田舎道をひたすら走る。途中コンビニもあるし、最後の登山口付近にも自動販売機もある。

 

夜中のスタートで初見のコースだったので少し不安だったけど、黒戸尾根はしっかりとした道で迷いそうな箇所はほとんどなかった。危険箇所も闇に紛れてまったくわからず。夜登る人たちの情報をみているとシカに出会ったり、何かの鳴き声がして怖かったとあったけど、運良くケモノに出会うことも、鳴き声も聞こえることなく、ただただ真っ暗な中黙々と登っていった感じ。

 

仙丈ケ岳まではコースタイムを稼ぐために、最短距離を進まず。藪沢重幸新道を通り、途中藪沢小屋に立ち寄る。が、営業してはいない。そしてまさかの仙丈小屋に行くと水を組み上げるポンプが故障中とのことで水がない。それに伴い売店もやってない。要注意。(縦走する予定ですとお話するとペットボトルを売ってもらえました。)

 

仙丈ケ岳までは人は多かったけど、そこから先は人も少ない静かな山行。
途中からは森林帯の中で、南アルプスっぽい好きなコース。

 

終点は両俣小屋 標高2000m。やっぱ標高低いとあったかい!風もないから楽!大変心地の良い夜。そして釣り人の皆さん楽しそう。またいつかのんびり釣りでもしにきたいなーと。

 

これで夏の宿題=TJARの要件2つをようやくやり遂げたと。
(①コースタイム20時間以上行動後、標高2,000m以上の場所で、4回以上のビバークスタイルでの露営経験②コースタイム25時間以上のコースを、コースタイムの60%以下で走りきれる体力と全身持久力を有すること。)

提示されている条件的には残すは救命講習と配偶者の同意!

 

今回の学び

  •  早歩きの大切さ。
    怪我で足裏が痛いという理由もあるけど、分水嶺トレイルの打ち上げでTJARの松浦さんが、歩いても十分コースタイムは短く出来るよって言ってたので早歩きを積極的に取り入れてみた。走るより衝撃も少なく安定もする。特に緩急つける必要のある荒れた道では効率がいい。スピードも集中すればCT60-65%もでるなと。よく長距離のレースに参加するなら歩く練習をしろというのを聞くけど、その意味がわかった気がする。

  • どこかが痛いと、他のどこかも痛む
    今回足の裏を痛めながらの山行だった。どうしてもかまってしまうので、普段痛まない箇所が痛み始めてしまった。やはり痛みが発生しそうな前にケアしないとだめだなと。

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