信越トレイル3日目(関田峠-斑尾山)

今日はどこまで進むのか?ゴールはもちろん斑尾山だが、その日どこまで進んで、どこで寝るのか全く決めていなかった。

一方で、街へ帰ろうという気持ちが絶対に生まれそうなので、斑尾山から街へのバスの時刻を考慮したスタート時間に設定。=そそくさと4時前に出発=街へ帰る気満々

今日のコースはそれなりに変化に富んでいた。仏ケ峰付近からはようやくの眺望。本当に昨日は眺望ほぼなしだったので気持ちが少し高鳴る。軽くランも交えられる緩やかな傾斜も多い。これで途中コンビニでもあればますます最高、ファミリーマート森宮野原店は第2号店を信越トレイル上のどこかに出店すべきだなどと思いながら気持ちよく進んでいく。

涌井新池あたりで大休憩。昼ごはんを食べていると、あやしい2名のおじさんが池の周りをうろうろ。藪に出たり入ったり。土を少し掘り起こしてみたり。声をかけてみると、地蜂とりをしているとのこと。なるほど、テレビでみたことあります!とリアクションすると、おじさんもうれしくなったのか、2日前にクロオオススズメバチに刺されたという腕を見せてくれる。今年は蜂がなかなかいなくて困っているとのこと。逗子葉山にもスズメバチが多いので、ぜひいらしてくださいと声をかけておいた。

さていよいよ終盤戦。風景も山、湿原、沼、池、林道と目まぐるしく変わり楽しませてくれる。最後の最後は斑尾山で、苗場以来の久しぶりのスキー場。最後の最後だから?ゲレンデを登っていくのも楽しく感じる。

斑尾山の北峰で、久しぶりに(3人目)スルーハイカーっぽい人とすれ違う。話を聞くとあまとみトレイルを歩いてきて、たった今斑尾山(北峰から南へすぐ)でゴールしたとのこと。おーこちらは今まさにゴールしようとしているところなんですと。

あまとみトレイルの起点・終点、そして信越トレイルの起点・終点になっている斑尾山だからこその不思議な出会い。

その方は引き続き信越トレイルを進んでいくとのこと。うらやましいです。と、下山する気満々の自分がどこまで気持ちをこめられたかは不明だが、エールを送っておいた。

というこで北峰から斑尾山頂上はすぐ。無事15時18分にゴール。110km。スタートとゴール時点までの道のりも含めると125-130kmくらいだろうか。久しぶりのロングトレイルを2泊3日でハイキングするという旅を終えることができた。

あまとみトレイルも続けて行っちゃえばいいじゃん、なんて最初の思惑は全く無かったことになりながらも、今度ゆっくり歩いてみたいなと思った。

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